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天然水VS水道水~水道水はホントに不味いか?~

天然水である事をセールスポイントにしたミネラルウォーターが普及した最大の原因は
〝水道水が不味いこと〟
です。
実際ミネラルウォーターが商品化され〝○○の美味しい水〟とか〝○○の天然水〟といった宣伝文句で売られ始めた1980年代の水道水は不味いという定評があり、特に東京23区の水道水は、食通でもない一般人の舌で味わっても、カルキ臭くて飲めたものではありませんでした。
ただ、日本全国全ての水道水がホントに不味いかというと、実はそうでもありません。
日本は世界的にみても稀有な〝美味しい湧き水が豊富な地域〟であり、どの地域に住んでいても山の上流へ行けば、大抵は美味しい湧き水が湧く泉があります。
そんな水源に近い場所に住んでいるのであれば、当然水道水はその水源から取っているものであり、水道水が不味いという事はないわけです。
だいたい、天然水と銘打ったミネラルウォーターでも考えてみれば、日本のどこかの水質の良い地域から自然の水を汲み上げているわけで、その〝原産地〟周辺の水道水の水だけが不味いという事はないでしょう。
もっとも、そんな優良な水源地域に住んでいても、
「家で飲む水道水はどうも不味い」
と思っている方が居ることも事実です。
その原因として考えられるのは、
〝最終的な水道水の供給方法〟
でしょう。
よくある話なのは、マンションなどの共同住宅で給水タンクが屋上にあり、そこから各家庭に水を供給しているシステムです。
こうした屋上の給水タンクは、管理会社が杜撰だと点検や清掃など一切せず、タンクの中身が想像するのも恐ろしい状態になっている場合があります。
良水が湧き出ているはずなのに、何故かウチのマンションは水が不味いと思った方は、一度管理会社に問い合わせた方がいいでしょう。
また、見過ごされがちなのは、
〝本管から自宅までの水道管の劣化〟
です。
水道局は大々的な水漏れを防ぐ為に本管の保守点検はしますが、そこから自宅までの水道管の保守点検は〝家主の守備範囲〟になっています。
ですから、築数十年といった古い家の場合に住んでいて水が不味いと感じた方は、本管から自宅までの水道管をチェックしましょう。

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